新型コロナ状況下における授業アイデア【個学】
こんばんは!
新年度に向けてワクワクと不安が入りまじり、ソワソワしているJでございます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナが猛威を振るう中、新年度から通常どおり1学期がスタートし、来週からは各教科の授業が始まる学校が多いのではないでしょうか?
しかし、授業をするにあたって多くの制限がかかることが考えられます。
例えば… 「対話活動について」「実技教科について」「歌について」などなど
(文部科学省の抜粋資料はこのブログの最後に載せてあります)
「個学」の色合いが強い授業方式を取らざるを得ない可能性が出てきます。
つまり、私が今まで英語の授業をするにあたって軸としてきた…
j-empower-english.hatenablog.com
や、
j-empower-english.hatenablog.com
や、
j-empower-english.hatenablog.com
などといった活動がNGになる可能性が出てきます。
そこで今回は「個学で深く学べる」授業アイデアを2つ紹介してみようと思います!
① TADOKU TIME (英語絵本の多読)
(1)英語絵本を1クラス人数+αを用意する
※ なるべく難易度がばらけているものがいいですね
※学校備品として買ってもらえるかもしれません、私はメルカリで個人のものを購入しました
(2)生徒は好きな絵本を1冊選び、教室内の好きな場所で読む
(3)飽きたら途中でどんどん本を変えてOK
(4)時間がきたら、「日付・本のナンバー・簡単にひとことコメント」
↑これらを帯活動として数時間に一度取り組みます!
②手紙
「書くこと」をメインとした活動です。1学期いっぱいにコツコツ進めるプロジェクトにしても良いかもしれませんね!
(1)海外スターへの手紙
j-empower-english.hatenablog.com
(2)海外の中学生との手紙交換
交流校さえあれば簡単に出来てしまう活動です。
わたしはここ5年ほど、台湾の中学校と手紙交換をしたりテレビ電話をしたりする授業を行っています。
海外の学校のメールアドレス宛に交渉してみるのもいいかもしれません!
(3)ALTの先生との交換日記
上記の(1)(2)まで手間をかけずに身近なALTの先生とメッセージのやりとりをするのもauthenticな学びに近づけるのではないでしょうか?
ALT - 個人 という形はお互いに負担が大きいので、
ALT - 班 というやり方が上手くいったこともあります!
今回は2つの授業アイデアを紹介させてもらいました。
新年度も、様々な授業アイデアや実践を報告させていただこうと考えています!
今後とも英語教師Jをよろしくお願いします!
以下、文部科学省HP
新型コロナウイルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校 及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&A (令和2年3月26日時点)
より、一部抜粋
Q:学校再開ガイドラインに示す感染症対策を講じてもなお感染の可能性が高い各教科等の一部の実技指導とその対応としてどのようなものがあるか。
・音楽科において、狭い空間や密閉状態での歌唱指導や身体の接触を伴う活動につい て、年間指導計画の中で指導の順序を変更することや、歌う際にはできる限り一人一 人の間隔を空け、人がいる方向に口が向かないようすること
・保健体育科において、児童生徒が密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動について、年間指導計画の中で指導の順序を変更することや、個人や少人数で密集せず距離を取って行うことができる運動を行うなどの工夫をすること
○指導内容によっては、近距離での会話や発声等の際のマスクの使用等の対応が取れない 場合又は教師と児童生徒の接触や児童生徒同士の接触が不可避な場合等があることか ら、指導計画や指導方法の見直し等を行うとともに、やむを得ない場合は一層の感染症 対策を講じた上で指導を行う、等の柔軟な対応を図ることが考えられます。