宿題ってなんだろう?【英語自学帳】
よのなかは休校(2回目)。
予測困難な新年度の開始に向けてソワソワしているJです。こんばんは。
休校の中、子どもたちは学校から出されたプリントやワークブックの課題などに取り組んでいるようです。
ただそんな中、今こそ「宿題」というものの在り方を見つめ直す時なのかもしれません。
「全員一律の宿題で本当に学びは保障されるのか?」
↓ 工藤氏も実践しておられますね。
わたくしJも英語の宿題というものがどうあればよいのか、長年悩んできました。
セレクト式の宿題にしたり…
歌をうたうことを宿題にしたり…
英会話をすることを宿題にしたり…
そんな中で今日は、自学帳の実践について紹介したいと思います!
田尻先生の実践をもとに、ここ5年間ほど行っているものです。
以下のようなプリントを年度初めに配っています。
↓
POWER-UP NOTEBOOK(パワーアップノート)の使い方
① パワーアップノートの表紙には名前を書き、1冊目には‘No.1’、ノートが2冊目なら‘No.2’と書く。
② 各ページには必ず1冊目からの通し番号でページ番号を書いていく。ページ数が増えるにつれて、実力もつきます。卒業まで何ページ頑張れるか…ガンガン書いていきましょう。過去最高は2700ページです!(Wow!!)
③ その日の自学の1番最初の行に曜日と日付を書く。例えば4月19日(木)に自学をする人は、
Thursday, April 19thなどと書く。(曜日、日付に関しては、教科書P○○に一覧があります)
④ それぞれの学習を始める前に、タイトルを書こう。【例】アルファベット小文字に挑戦!/プログラム2-1対話文練習…など
⑤ その日の自学が終わったら、赤ペンに持ちかえて自分のミスを探し、発見したら赤ペンで修正しましょう。そして最後に‘OK’と書いてください。
⑥ 無駄なスペース(空白)を作らない。ノートを大切に使いましょう。
⑦ 勉強量は他の教科との兼ね合いで決めてください。毎日自学をしてもよいし、しない日があってもかまいません。
⑧ パワーアップノートの最後のページには、1冊の学習を振り返って「反省と感想」を書いてください。
⑨ 自学をしたパワーアップノートは授業の後や、放課後に○○に提出してください。チェックして返却します。
※ このプリントはパワーアップノートNo.1の最初のページに貼っておいて下さい。
このノートの使い方は、それぞれ子どもたちによって違っており、中身を紹介し合っても学びが深まっていきます。
解けなかった問題を復習する生徒、英語日記を書く生徒、部屋の写真を張り付けて部屋にあるものの名称を英語で書いてみる生徒、英検の勉強をする生徒、好きな英語名言を書いていく生徒、ほとんどイラストの生徒(笑←でもこういうのも良いですよね)などなど…
この休校期間のように、予測困難な状況の中で「今何をすべきなのか?」ということを考えられるような教育が求められるのではないでしょうか?
学校として思考ができる時間がある今、もう一度学校の常識を見つめ直すことができたらいいですね!