自学 is freedom
大雪や新型コロナで大変な毎日が続いておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?雪のせいで身体も車もガタがきております英語教師Jです。
本日は最近力を入れております、「英語自学帳」の実践を紹介したいと思います!
英語自学用ノートを一冊用意し…
(学校で揃えてもよし、生徒達に好きなデザインのものを用意してこさせるのもよし)
① 日付を英語で記入!
例)Tuesday, January 12th
② < >に自学のテーマを記入!
実際に生徒たちが書いてきた例)
<大好きな英語の歌>(歌詞と和訳を書いてました)
<英語しりとり>(私としりとりを続けてます笑)
<○○の復習>(教科書や問題集などの復習をする子も結構います)
<イラスト書いてみました>(英語苦手だけど絵を描くの好きな子 イラストのタイトルだけ頑張って英語で書いてました!)
<映画のセリフ>(インターネットで名台詞を調べて書いてました)
<英語日記>(添削を希望すれば直しをしてあげます)
などなど…子どもたちの発想から、自学のテーマは無限大です!
③実際に選んだテーマに合わせて自学を行う!
④最後に赤ペンをもって自己チェック&'OK'の文字を記入!
(↑田尻先生の実践から学びました)
★①の日付を面倒がって書かない、もしくは書けない子もいます。「できない」「わからない」に寄り添って、書き方や調べ方を教えたり、一緒に書いたりしてます!
★強制の宿題にはしていません。提出したい生徒は英語の授業後にノートを開いて提出しに来ます!毎回提出する子もいれば、全く提出しない子もいます。たまに「全員自学提出DAY」も設定しています!
★教師のチェックにはあまり時間をかけないようにします。「限られた時間の中での教育実践」がKEY WORD。自分は受け取ったらすぐに休み時間のうちにチェックを済ませます!
「やってきてよかった英語自学!」
と、自分では思っています。
子どもたちが主体的に英語の学びと日常を発見したりつなげたりするようになります。(田村学さんのいう「深い学び」のイメージです)
また、子どもたちがどのような思いで英語の学びに向かっているのかを知れて、私自身の子ども理解への手がかりになっています。
全員一律の宿題を少し(?)減らし、英語自学システムを取り入れてみるのはいかがでしょう?!
6月の学校再開からの英語授業実践をまとめてみました
学校再開から3ヶ月がたちました。
怒涛の日々のなか、子どもたちの学びを充実させるため、全身全霊をかけてきたつもりでおりますJです!
【学校再開後の実践】
⭐英語の歌
→ 1年生4曲、2年生3曲完了。大声×でソーシャルディスタンスをとりながら。カラオケ動画も活用しつつ。
Oasis • Don't Look Back In Anger (CC) [Karaoke Instrumental Lyrics]
j-empower-english.hatenablog.com
⭐海外スターへの手紙
→ 中2で実践。1学期末に手紙を作成、2学期授業開きで封筒のあて名書き、そろそろ投函。スターからの返事が来たら、みんなで読解活動✨
j-empower-english.hatenablog.com
⭐英語カルタ PEN PLAY
→ 身体接触がないように、PENでカルタをとる。対面にならないよう、ペアの配置も注意!単語カルタ、動詞カルタ、英文法カルタ、ことわざカルタなど…
j-empower-english.hatenablog.com
⭐SDGsの追究学習
→ 2年生の総合英語で実施。司書の先生が協力してくれ大量の書籍が揃う。教科書を本文を読み解く際の視点が鋭くなる。
j-empower-english.hatenablog.com
⭐スラスラ音読
→ 約30種類ほどの音読パターンを使い分けて変化のある繰り返し🔁 感染リスクを考えて、ペア音読は向かい合わず行う。これもまた音読メーターを活用!休校中の宿題にも。
j-empower-english.hatenablog.com
⭐ALTとのTALK TIME
→ ALTと1on1で対話テスト。前まではSpeaking Testと名付けていましたが、今年度から呼び名を変更!こちらも感染予防のため座席の配置を工夫。
j-empower-english.hatenablog.com
⭐MOIVE DICTATION - TOY STORY
→ 映画を見ながら聞き取れた単語の聞き取り。総合英語50分×2コマ使用。こちらも個学ができるため、安心して活動できる。
新型コロナ状況下における授業アイデア②【10min-writing】
こんばんは、学校が少しづつ再開し希望と不安が入りまじる(2回目)英語教師J です!
本日は、新型コロナ状況下の授業アイデア②の「書くことに関する活動アイデア」を中心に紹介します。
↓ちなみに授業アイデア①はコチラ
j-empower-english.hatenablog.com
昨年にとある研修会で講師をさせていただいたときに「書く活動のアイデア」についての提案をしました。その時のスライドをもとに…
【活動紹介:10min-writing】
10分間の時間をとって、ある提示されたテーマについてひたすら英文を書いていく活動です。(今私は5minバージョンで行っています)
①テーマを提示する(自己紹介、他己紹介、行きたい国など子どもたちの実態に合わせて)
②よーいスタートで、子どもたちはノートに英文を書いていく(あまりスペルのミスや文法の誤りは気にしないよう声掛け)
③10分(5分)経過したらペンを置くよう指示。自分の書いた英語の「語数」を数え、WRITINGメーターに記録するよう伝える
↓ メーターはこんなの使ってます
ただ先生たちが気にかかるのは「添削」ではないでしょうか?
こんな考え方をします↓
そして…
この10min-writingでは③の「添削なし」を取り入れています。
(もちろん①や②の方法をとっても良いと思いますが)
「子どもに書かせたら全部添削せなアカンやろ~」「ならそれ教育と違うわ~」
ってお叱りを受けそうですが…笑
あくまでも決められた時間でどれだけの英語をアウトプットできるかを記録していく活動です。
「わたし1か月前から比べて数倍の英語を書けるようなったわぁ~」
「俺、将来の夢のテーマだったらたくさん英語書けるけど、思い出とかのテーマだとほとんど書けないんやなぁ」
などなど、自分の書く力を客観的に捉え、鍛えていく活動になればいいかと。
もちろん①の「じっくり添削」する機会も別に設けますが…
「添削のない書く活動」
というものが存在してもよいのではないかと私は思うのですが。
新型コロナ状況下で、可能かつ効果的な活動を考えていく
働き方改革状況下で、必要なこととそうでないことのバランスを見極めていく
これからはそんな授業づくりが求められていくのではないでしょうか?
新型コロナ状況下における授業アイデア【個学】
こんばんは!
新年度に向けてワクワクと不安が入りまじり、ソワソワしているJでございます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナが猛威を振るう中、新年度から通常どおり1学期がスタートし、来週からは各教科の授業が始まる学校が多いのではないでしょうか?
しかし、授業をするにあたって多くの制限がかかることが考えられます。
例えば… 「対話活動について」「実技教科について」「歌について」などなど
(文部科学省の抜粋資料はこのブログの最後に載せてあります)
「個学」の色合いが強い授業方式を取らざるを得ない可能性が出てきます。
つまり、私が今まで英語の授業をするにあたって軸としてきた…
j-empower-english.hatenablog.com
や、
j-empower-english.hatenablog.com
や、
j-empower-english.hatenablog.com
などといった活動がNGになる可能性が出てきます。
そこで今回は「個学で深く学べる」授業アイデアを2つ紹介してみようと思います!
① TADOKU TIME (英語絵本の多読)
(1)英語絵本を1クラス人数+αを用意する
※ なるべく難易度がばらけているものがいいですね
※学校備品として買ってもらえるかもしれません、私はメルカリで個人のものを購入しました
(2)生徒は好きな絵本を1冊選び、教室内の好きな場所で読む
(3)飽きたら途中でどんどん本を変えてOK
(4)時間がきたら、「日付・本のナンバー・簡単にひとことコメント」
↑これらを帯活動として数時間に一度取り組みます!
②手紙
「書くこと」をメインとした活動です。1学期いっぱいにコツコツ進めるプロジェクトにしても良いかもしれませんね!
(1)海外スターへの手紙
j-empower-english.hatenablog.com
(2)海外の中学生との手紙交換
交流校さえあれば簡単に出来てしまう活動です。
わたしはここ5年ほど、台湾の中学校と手紙交換をしたりテレビ電話をしたりする授業を行っています。
海外の学校のメールアドレス宛に交渉してみるのもいいかもしれません!
(3)ALTの先生との交換日記
上記の(1)(2)まで手間をかけずに身近なALTの先生とメッセージのやりとりをするのもauthenticな学びに近づけるのではないでしょうか?
ALT - 個人 という形はお互いに負担が大きいので、
ALT - 班 というやり方が上手くいったこともあります!
今回は2つの授業アイデアを紹介させてもらいました。
新年度も、様々な授業アイデアや実践を報告させていただこうと考えています!
今後とも英語教師Jをよろしくお願いします!
以下、文部科学省HP
新型コロナウイルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校 及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&A (令和2年3月26日時点)
より、一部抜粋
Q:学校再開ガイドラインに示す感染症対策を講じてもなお感染の可能性が高い各教科等の一部の実技指導とその対応としてどのようなものがあるか。
・音楽科において、狭い空間や密閉状態での歌唱指導や身体の接触を伴う活動につい て、年間指導計画の中で指導の順序を変更することや、歌う際にはできる限り一人一 人の間隔を空け、人がいる方向に口が向かないようすること
・保健体育科において、児童生徒が密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動について、年間指導計画の中で指導の順序を変更することや、個人や少人数で密集せず距離を取って行うことができる運動を行うなどの工夫をすること
○指導内容によっては、近距離での会話や発声等の際のマスクの使用等の対応が取れない 場合又は教師と児童生徒の接触や児童生徒同士の接触が不可避な場合等があることか ら、指導計画や指導方法の見直し等を行うとともに、やむを得ない場合は一層の感染症 対策を講じた上で指導を行う、等の柔軟な対応を図ることが考えられます。
暗記パンつっこむドラえもんの目が怖い【休校中の学び】
よのなかは休校(3回目)
…と始めようと思っていましたが、わたしが住んでいる近隣の市町村では今週から学校を再開するところがでてきました。
今回の休校を通して、「学ぶ」とは一体何なのか?
そんなことを考えていました。
わが子(小学生)も、たっぷりと与えられた時間で普段できない学びを体験できているようです。
お~それいいなぁ!と感じた「学び」を少しだけ紹介してみます。
① Viscuit
ブロックくずしゲームをつくろう!(ビスケットプログラミングゲーム)いろラボブログ
↑
子ども:「小学校で習ったビスケットっていうのやってみたい!」
と、言ったのでタブレットにアプリをダウンロード。
YouTubeを見ながら、ブロック崩しを作っていました。なかなかうまくいかず試行錯誤しながら作成していましたが、、、
文字を介さずに感覚的にプログラミングを体験できるビスケットのすごさを感じました
② Dixit (ボードゲーム)
↑
1年ほど前から我が家ではボードゲームが流行っています!
j-empower-english.hatenablog.com
そのなかでも最近購入して家族みんなで楽しんでいるのがこのDixitです。
想像力や言葉への完成を磨くことのできるボードゲーム。
カードや駒のデザインがとっても可愛らしく、大人も子供も楽しめますよ。
③ イラストロジック
私自身も小学校低学年の時に「マリオのピクロス」にハマり、手が真っ黒になるまでマスを塗りつぶしていました!
子どもたちにルールを教えながら、一緒にパズルを解いていきました。
完成していくうちに絵が浮かんでくるところがとても面白いようで、楽しみながら数の仕組みについて学んでいるようです。
学びとは何か?
学びと遊びの境界って?
そして学校って何だろう?
答えのない問いが頭の中をグルグルまわっている今日この頃でした。
宿題ってなんだろう?【英語自学帳】
よのなかは休校(2回目)。
予測困難な新年度の開始に向けてソワソワしているJです。こんばんは。
休校の中、子どもたちは学校から出されたプリントやワークブックの課題などに取り組んでいるようです。
ただそんな中、今こそ「宿題」というものの在り方を見つめ直す時なのかもしれません。
「全員一律の宿題で本当に学びは保障されるのか?」
↓ 工藤氏も実践しておられますね。
わたくしJも英語の宿題というものがどうあればよいのか、長年悩んできました。
セレクト式の宿題にしたり…
歌をうたうことを宿題にしたり…
英会話をすることを宿題にしたり…
そんな中で今日は、自学帳の実践について紹介したいと思います!
田尻先生の実践をもとに、ここ5年間ほど行っているものです。
以下のようなプリントを年度初めに配っています。
↓
POWER-UP NOTEBOOK(パワーアップノート)の使い方
① パワーアップノートの表紙には名前を書き、1冊目には‘No.1’、ノートが2冊目なら‘No.2’と書く。
② 各ページには必ず1冊目からの通し番号でページ番号を書いていく。ページ数が増えるにつれて、実力もつきます。卒業まで何ページ頑張れるか…ガンガン書いていきましょう。過去最高は2700ページです!(Wow!!)
③ その日の自学の1番最初の行に曜日と日付を書く。例えば4月19日(木)に自学をする人は、
Thursday, April 19thなどと書く。(曜日、日付に関しては、教科書P○○に一覧があります)
④ それぞれの学習を始める前に、タイトルを書こう。【例】アルファベット小文字に挑戦!/プログラム2-1対話文練習…など
⑤ その日の自学が終わったら、赤ペンに持ちかえて自分のミスを探し、発見したら赤ペンで修正しましょう。そして最後に‘OK’と書いてください。
⑥ 無駄なスペース(空白)を作らない。ノートを大切に使いましょう。
⑦ 勉強量は他の教科との兼ね合いで決めてください。毎日自学をしてもよいし、しない日があってもかまいません。
⑧ パワーアップノートの最後のページには、1冊の学習を振り返って「反省と感想」を書いてください。
⑨ 自学をしたパワーアップノートは授業の後や、放課後に○○に提出してください。チェックして返却します。
※ このプリントはパワーアップノートNo.1の最初のページに貼っておいて下さい。
このノートの使い方は、それぞれ子どもたちによって違っており、中身を紹介し合っても学びが深まっていきます。
解けなかった問題を復習する生徒、英語日記を書く生徒、部屋の写真を張り付けて部屋にあるものの名称を英語で書いてみる生徒、英検の勉強をする生徒、好きな英語名言を書いていく生徒、ほとんどイラストの生徒(笑←でもこういうのも良いですよね)などなど…
この休校期間のように、予測困難な状況の中で「今何をすべきなのか?」ということを考えられるような教育が求められるのではないでしょうか?
学校として思考ができる時間がある今、もう一度学校の常識を見つめ直すことができたらいいですね!
【英語の歌】に変化球を!(スローカーブ派)
よのなかは休校。
子どもたちには学校という枠に縛られず、ぜひ「今しかできない学び」をしてほしいものです。
そして
わたしたち教員も今こそ自己研鑽のとき。
来年の授業準備に没頭するもよし、新しい趣味を開拓するもよし、肉体を改造するもよし、ちょっといいお酒に手を出してみるもよし
本日わたくしJは、今までの【英語の歌の実践】を振り返っていました
j-empower-english.hatenablog.com
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かなり手ごたえを感じている英語の歌の授業…
なにか新しいことにチャレンジできないか…
うーん、うーん
Beatles率高いな~
The Beatles - I Want To Hold Your Hand/HD
子どもたちにも親しみやすい英詞&メロディーええな~
【THE GOGGLES】 I WANNA CALL YOUR NAME ~抱きしめてみたい~ (Official Music Video)
Beatlesを十分に歌ったあと、この曲を流す(さりげなく休み時間に)
S:ん?びーとるず?…ん?にふぉんご?エミ?ユミ?
↓
<自然と授業へと興味>
…そいえば、こんなんもしたな~
雨を見たかい/Have You Ever Seen the Rain/CCR
S:そうかぁ、反戦のメッセージが込められてたんやぁ。音楽って深いなぁ
Have you ever seen the rain? を十分に歌ったあと、この曲を流す(さりげなく休み時間に)
Hi Standard - Have You Ever Seen the Rain
S:パパパ… パンク!!これパンクやん!
(クラス会長の女の子が『パンク!』と叫んだ姿を未だに忘れられません)
↓
<自然と授業へと興味>(←本当?笑)
まぁともあれ、英語の歌にマンネリ感が出てきたころに、こんなスパイスを効かせてみるのも良いのでは!?
(英語の時間にエミ!ユミ!を歌ってしまうのには議論が必要ですが)
さぁ今年度は、なんとも寂しいカタチで子どもたちとお別れになってしまいましたが…
来年度の「学ぶことが楽しい授業」にむけて、私たちに与えられたこの時間を
大切に大切に使いましょう!今でしょ!
The Goggles PleaseFreezeMe(Official)ザ・ゴーグルズ / プリーズ・フリーズ・ミー
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